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2018.04.06 610gym

ヤップ OPBF東洋太平洋バンタム級V3

ヤップがOPBFバンタム級V3 中嶋孝文は及ばず

OPBFバンタム級タイトルマッチが4日、後楽園ホール「A-sign.Bee vol.12」で行われ、チャンピオンのマーク・ジョン・ヤップ(六島)が挑戦者7位の中嶋孝文(竹原&畑山)に3-0判定勝ちで3度目の防衛に成功した。スコアは116-112×2、117-111。

ヤップ(右)はアウトボクシングが冴えた
ヤップがスタートは好調。フットワークを使い、ジャブを突き右ストレートにつなげた。3回にはボディ攻撃を披露。下がるシーンの多い中嶋は左目付近をパンチでカットする。4回にもボディ攻撃を浴びた中嶋は左フック、左アッパーを決めてようやく反撃に出た。4回終了時の採点は40-46×2でヤップ、残りが38-38だった。

中嶋は5回に右アッパーを決めて好機を作ったものの、ヤップはジャブとフットワークで立て直し、7、8回はアウトボクシングで中嶋を翻弄。8回終了時はヤップが78-74×2、79-73でリードを広げた。

あとのない中嶋は終盤、懸命に前に出たが、サークリングを続けるヤップをつかまえられずじまい。最後までスピードの落ちなかったヤップが危なげなく逃げ切った。

WBC5位、IBF8位にランクされるヤップは29勝14KO11敗。12年と14年に現OPBF・S・バンタム級王者の大竹秀典(金子)と日本S・バンタム級王座を争い敗れている中嶋はまたしても王座獲得ならず。戦績は29勝13KO10敗1分。

ボクシングビートに

敵地東京の後楽園ホールに出向き防衛戦

アウトボクシングを披露し、見事V3に成功!

世界狙います

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