元IBF世界王者の西田凌佑が練習公開「より負けられない気持ち」1月に第2子誕生

プロボクシングの元IBF世界バンタム級王者で、同スーパーバンタム級8位の西田凌佑(29)=六島=が9日、大阪市内の所属ジムで練習を公開した。15日に大阪・住吉スポーツセンターで、同級4位のブライアン・メルカド・バスケス(30)=メキシコ=と同級王座挑戦者決定戦を闘う。世界王座から陥落した昨年6月以来8カ月ぶりの再起戦で、2階級制覇への大きな一歩となる闘いに「一番(の目標)はもう一度、世界チャンピオンになること。内容にこだわらず、勝ちに徹したい」と必勝を誓った。
この日はシャドーボクシングで軽快な動きを披露すると、ミット打ちでは力強い音を響かせ、順調な仕上がりをアピールした。
2024年5月にIBF世界バンタム級(リミット53・5キロ)王者に輝いた西田は1度の防衛の後、昨年6月に当時のWBC同級王者の中谷潤人(28)=M・T=との王座統一戦に臨み、激しい打ち合いの末、6回終了TKO負け。壮絶な減量に苦しめられていたこともあり、1階級上のスーパーバンタム級(同55・3キロ)に転向し、再起を目指すことになった。
今回は階級変更後初の試合で、リミットに1・8キロの〝余裕〟ができたことで、「(計量に)失敗するかもしれない」というストレスが軽減している上、試合の1週間前の時期でもしっかり練習ができることで調整もよりうまく進んでいるという。
試合に向けては、メルカドと同じメキシコ人ボクサーを招へいし、スパーリングを行うなど万全の対策も講じてきた。
また、1月19日に第2子となる二女の佑奈ちゃんが誕生。「家族が増え、より負けられない気持ちになっている」とモチベーションはさらに高まっている。
所属ジムの枝川孝会長は「勝つだけで良い。倒す必要はない。だが、体が動いている。狙うことなく、KO勝ちするかもしれない」と期待を込めた。
プロ戦績は西田が11戦10勝(2KO)1敗、メルカドは33戦32勝(26KO)1敗。勝者が挑戦権を得るIBF世界スーパーバンタム級王座には、WBA、WBC、WBOと合わせて4団体を統一する絶対王者の井上尚弥(32)=大橋=が君臨している。
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