西田凌佑 「負けられない」第2子出産した夫人のサポートで万全

15日に大阪市住吉区の住吉スポーツセンターでプロボクシングIBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦に臨む元世界王者の西田凌佑(29=六島)が9日、同区にある所属ジムで練習を公開した。シャドーやミット打ちで軽快な動きを示し「いつも通り、コンディションはいい感じ」と笑顔を見せた。
西田は昨年6月にIBF世界バンタム級王者としてWBC同級王者の中谷潤人(M.T)との統一戦に臨み、6回終了TKOで敗れた。世界ベルトを失い、バンタム級(リミット53・5キロ)から1・8キロ重いスーパーバンタム級(55・3キロ)へ階級を上げて再出発する。「(バンタムでは)最後の1・8キロぐらいが、かなりきつかった。今回はストレスをためずに体重を落とせている」と話した。
コンビを組む武市晃輔トレーナーも「かなり調子がいい」と自信を示す。「(試合が近づいても)減量のことばかり考える、というストレスから解放された。バンタムではスパーリングの出来不出来があった。今回はいい意味で出来に差が出ない。やりたい練習をやってこれた」。疲労の蓄積、もしくはそこからの回復具合など減量によるダメージが小さくなり「勝つため」「レベルアップするため」の練習を順調に積めたという。
西田には1月19日に第2子の次女、佑奈(ゆな)さんが誕生した。「家族が増え、より負けられない気持ち」と闘志満々だ。近大ボクシング部の同期で全日本女子を3連覇した沙捺夫人によるサポートを今回もしっかり受けた。試合が近づけば、ボクサー目線のバラエティー豊富な減量メニューを用意してくれるのが恒例。出産に備え、今回はあらかじめ作り置きなどで対応。西田は「おかげさまで減量は順調に進んだ。助かります。(子育てを)任せてしまっているので。試合が終われば、そちらもやりたい」とパパの務めも果たす意気込み。
そのためにも必勝を期す。「もう一度、世界チャンピオンになりたい。今回は内容にこだわらず、勝ちに徹する」。世界王座返り咲きへ前進あるのみだ。
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