MBC&MBA結果
MBC&MBA結果
MBCタイトルマッチ
MBC王者・川瀬 湧也
8勝1KO2敗2分
VS
挑戦者2位・酒田サンダー暖也
4勝7敗
1位の水原幸輝が病気のため欠場、急遽2位のサンダー暖也が挑戦者になり、MBCはダイレクトリマッチになった。
1R・サンダーが前に出るのを迎え撃つ王者。単発ながらヒットさせる王者と、左を伸ばして右のオーバーハンドで対抗する挑戦者。
2R・挑戦者が前に出るが、王者はステップで避ける。時折パンチを打つ王者の攻撃が、ポイントになるのかの判断はジャッジによって割れた。
3R・挑戦者が気迫の攻撃。王者も避けきることができないほどの攻撃。しかし王者も挑戦者の攻撃に合わせてパンチを返す。
ここでゴング。
9-8.5の大接戦・・・!!
勝者~~MBC~~~~~
チャンピオン!!!
川瀬~~湧也~~!!
最終ラウンド、挑戦者の猛攻をしのいだ王者が、辛くも4度目の防衛に成功。
ジャッジ3人のうち2人は挑戦者が、ごく僅かだが勝っていた。しかし3人のジャッジのポイントを総合すると0.5差で王者の防衛になった。
本当にジャッジ泣かせの試合で、どちらが勝っても不思議ではなかった。
挑戦者のサンダー暖也は3度目の挑戦も僅かに実らなかった。しかし、第1戦はRSC敗け、2戦は判定敗け、そして今回の接戦と確実にレベルアップしている。
MBAタイトルマッチ
MBA王者・由良 謙神
10勝2KO無敗1分
VS
挑戦者1位・山村 剣晋
11勝6KO6敗
王者の10度目の防衛なるか!?
1R・どっしり構える王者とフットワークでジャブを打つ挑戦者。軽いジャブを当てる挑戦者に重いパンチを当てる王者。
2R・上下にパンチを散らしだした王者に、スピードあるパンチで対抗する挑戦者。軽いパンチだが的確なのは僅かに挑戦者か!?
3R・劣勢と感じた王者の由良が猛攻する。挑戦者の山村は距離を詰められるが打ちあった。この距離では由良の攻撃が上回った。ここでゴング。
14.5-11・・・・
勝者~~MBA~~~
チャンピオン!!!
由良~~謙神~~!!
見事、10度目の防衛に成功!
王者の重いパンチは見栄えが非常に良い。挑戦者はシャープだが、あと半歩の踏み込みと、もう少しパンチを低く打つ事ができていれば結果は変わっただろう。
ジャッジのアタック名城さんも、今回の2人の挑戦者の奮闘を称えた。
向井さんは練習の大切さと意識と意欲の大切さを選手に伝えた。
今回のMBA&MBCタイトルマッチは、ジャッジペーパーを集計するまでは両タイトルともに王座交代があるかとも思えた。それほど接戦で、どちらが勝っても不思議ではなかった。