韓亮昊が3戦目でメインに出場、近藤冬真と対戦
六島ジムは24日、主催興行「コスメフェリーチェ株式会社presents You will be the Champion21」(12月22日、大阪市住吉区民センター)の概要を発表した。
メインのS・フライ級8回戦を任されたのは、今年プロ入りして3戦目の韓亮昊(27=六島)。大阪朝鮮高級学校ボクシング部で活躍。東京農大に進み、主将を務め、卒業後にアマの全日本社会人選手権で連覇を達成している。8月の2戦目でタイ人のOPBFランカーを下してOPBF・S・フライ級13位に名を連ねた。対戦相手は近藤冬真(蟹江)で実力派のファイターだ。
韓は「近藤選手は戦績以上に強い選手ですが、内容が求められる試合なので、完勝して来年のタイトル戦にはずみをつけていきたい」と力を込めた。
セミのL・フライ級8回戦は近大ボクシング部から大阪府警に進むも、退職してプロのリングに立ったOPBF同級10位、井上彪(26=六島)が若手の木村彪吾(24=グリーンツダ)と対戦する。井上は4月WBOアジアパシフィックL・フライ級タイトルに挑戦するも敗れて以来の再起戦。8月と9月、矢吹正道(LUSH緑)のスパーリングパートナーを務めるなどレベルアップを図ってきた。「前回の試合はプロとしての経験不足だった。しっかり実力をつけるためにキャリアを積んでいきたい」と再起戦の抱負を語った。
またもう一つのS・フェザー級8回戦は日本同級9位、岡本恭佑(20=HKスポーツ)が干場悟(27=蟹江)と対戦する。
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