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2024.06.07 610gym

西田凌佑、ジムワーク再開「勝ち続けて上に行けるように」

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プロボクシングのIBF世界バンタム級新王者の西田凌佑(27)=六島=が6日、大阪市内の所属ジムで本格的なジムワークを再開した。次戦の時期、相手などは未定だが、「技術やスタミナを強化したい。勝ち続けて上にいけるよう頑張りたい」と闘志を新たにした。

西田は5月4日にエディオンアリーナ大阪で初防衛を目指した王者のエマヌエル・ロドリゲス(31)=プエルトリコ=に挑戦。4回に強烈な左ボディーでダウンを奪うなど3-0で判定勝ちし、プロ9戦目での世界初挑戦で王座を奪取した。

この日はシャドーボクシングで体をほぐした後、ミット打ちやサンドバッグ打ちを行い、軽快な音を響かせた。

約1カ月のオフの間も走ったり、マスボクシングを行うなど体を動かしていたといい、「動けないということはなかった」と好感触を口にした。バンタム級のリミットの53・5キロに対し、いつもは65キロまで戻る体重も現在は63キロをキープしているという。

また、今年3月に誕生した第1子の長女、莉奈ちゃんについて「試合前はあまり面倒を見られなかったのですが、今は夜に一緒に起きたり、ミルクをあげたり、やっと子育てができているという感じです」と充実の表情を浮かべた。

バンタム級はIBFの西田のほか、WBAが井上拓真(大橋)、WBCが中谷潤人(M・T)、WBOが武居由樹(大橋)と主要4団体の世界王者を日本選手が独占。所属ジムの枝川孝会長によると、次戦は秋ごろに大阪で行いたい意向で、西田は「(大阪開催なら)調整もしやすいし、今後の統一戦につなげられるようしっかり勝ちたい」と意気込んだ

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