新IBF世界王者・西田凌佑がメディア露出増に苦笑い 「試合以外は全部、緊張する」
プロボクシングIBF世界バンタム級(53・5キロ以下)の新王者・西田凌佑(27)=六島=が6日、大阪市内の所属ジムで練習を再開した。
5月4日に本拠・大阪で前王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に判定勝ちし、プロ9戦目、無敗で初のベルトを手にした新王者。この日の練習ではシャドーボクシングや、軽いミット打ちを行い、汗を流した。次戦は未定だが、「今まで通り試合が決まっていない期間は自分の動きの確認をしている。試合が決まるまではそういったこと、ボクシングの実戦で技術とか、追い込み練習でスタミナ強化とかしていきたい」とした。
世界王者となり、メディア出演が増えた。「呼んでいただくことが増えて、普段できない体験をさせてもらっている。基本的に試合以外は全部、緊張する(笑い)。ラジオとか。すごく緊張する」と苦笑い。新王者として知名度を上げるためにも「一番は勝ち続けること。一戦、一戦、勝ち続けていけるように頑張りたい」と意気込んだ。
陣営は今秋ごろ初防衛戦を計画中で、対戦相手は未定。現在、世界主要4団体のバンタム級王者は西田のほか、WBAの井上拓真、WBOの武居由樹(ともに大橋)、WBCの中谷潤人(M・T)と日本人が独占している。
報知新聞社