西田凌佑が１カ月ぶりジムワーク「最も強い選手と言われたい」今秋にも初防衛戦
ボクシングIBF世界バンタム級王者の西田凌佑（27＝六島）が6日、大阪市内の所属ジムでジムワークを再開した。
シャドーボクシングに続き、武市トレーナーとのミット打ちなど約1時間、軽く汗を流した。「（ジムワークは）1カ月ぶりですけど、少し体を動かしていたので動けないことはなかった。試合（初防衛戦）はまだ決まっていないので、この期間は動きの確認をしていきたい」と話した。
西田にとって最大の敵がウエート。バンタム級のリミット53・5キロが苦しく、王座奪取直後に返上しての階級変更を示唆したほどだった。その反省を踏まえ、いつもは65キロまで戻すところ食事制限で63キロ前後をキープしているという。
初防衛戦は今秋にも大阪で計画される。バンタム級は世界主要4団体すべて日本選手が占める。その中で西田は「最も強い選手と言われたい」と言い、ベルト統一にも意欲を示す。
次戦で統一戦は厳しい状況だが、「次の試合は絶対に勝って、統一戦などビッグマッチにつなげたい」。少しずつ王者のオーラをまといながら、次の戦いを目指していく。【実藤健一】
日刊スポーツより
