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2024.04.01 610gym

2冠王・国本陸6回TKO勝利 アジア王座初防衛&日本王座3度目防衛「正直、なめてました」

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<プロボクシング:WBOアジアパシフィック、日本ミドル級タイトルマッチ>◇3月31日◇名古屋国際会議場

 開始から攻め続けた王者国本陸(26=六島)が、同級1位可児栄樹(22=T&T)に6回1分53秒、TKO勝ちした。

 1回からガードをかためたスタイルから、強い左ジャブを突いて前進。パワフルな右ストレート、左ボディーフックをたたきつけた。2回終盤には可児の右フックを浴びて動きが止まるシーンもあったが、その後も先手先手で攻め続けた。

 6回開始早々、右ストレートをクロス気味に決めて、先制のダウンを奪うと、立ち上がった挑戦者に連打をまとめ、左ボディーフックから右ストレートが決めたところでレフェリーが試合を止めた。

 これでアジアパシフィック王座初防衛、日本王座3度目の防衛に成功。11勝(5KO)1敗と戦績をのばした国本は「正直、なめてました。動画は1度も見ていない。(可児は)打ち終わりのリターンを返してくるし、自分のことをよく研究していた。自分より勝ちたい気持ちが向こうにはあった。しんどい試合だったので勝ててよかった」と喜びよりも、安堵(あんど)した表情で試合を振り返った。

 この一戦は当初、今回の興行を共催予定だった英プロモート大手マッチルーム社による「プライズファイター」と題した優勝賞金100万ドル(約1億4500万円)ミドル級トーナメント(8選手出場)1回戦として行われる予定だった。

 しかし、元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏がファウンダーとして運営する興行3150FIGHTとの共催が解消されたことで、中止となっていた。「トーナメントが中止になって、ファイトマネーもあるけどエッという思いあった」(国本)。

 軽量級に比べて、ミドル級は世界の層が厚く、頂点までは至難の道。「世界は遠すぎるので、まずは1戦1戦クリアして、東洋太平洋王座のベルトを巻いて、アジア3冠を目指していきたい」と、国本はまずは目の前の現実的な目標を掲げた。

日刊スポーツです

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