西田凌佑 12・19大阪でWBOAP初防衛戦決定 前戦で比嘉大吾から王座奪取
ボクシングの六島ジムは7日、大阪市内で会見を開き、WBOアジアパシフィック・バンタム級王者の西田凌佑(25)=六島=が12月19日に大阪・住吉区民センターで同級11位の大橋哲朗(22)=真正=と初防衛戦を行うことを発表した。
西田は4月24日に沖縄コンベンションセンターで比嘉大吾(志成)に挑み、圧倒的不利の予想を覆す3-0の大差判定で完勝。デビュー4戦目で王座を獲得し、一躍注目を浴びた。
デビュー3戦目で元日本同級王者の大森将平(ウォズ)、そして4戦目で比嘉と毎試合実績で上回る相手を連続で撃破してきた。王者として初めて迎える試合は有利の予想が大半を占めそうだが、「ベルトを守るという気持ちはあまりなくて、大橋選手にしっかり勝って上を目指したい。前半からポイントを取って、チャンスがあれば倒したい」と展望を描いた。武市晃輔マネジャーは「バンタム級には井上尚弥選手、ドネア、カシメロがいる。まだ4戦しかしていないけど、世界ランカーとして戦える立場にはいる。それを意識して全体的なレベルアップが今は必要」と強化に励む。
陣営によると、元ゴールデン・プロモーションズCEOのリチャード・シェーファー氏が設立した新興興行会社「プロベラム」から契約の話が届いているという。今回の防衛戦をしっかりクリアして、来年以降の世界進出につなげたい。
戦績は西田が4戦4勝(1KO)。大橋は11戦8勝(2KO)2敗1分け。
デイリースポーツより