国本陸「圧倒したい」 2年ぶりプロ5戦目で日本ミドル級王者・竹迫に挑戦
<日本ミドル級タイトルマッチ>前日計量をクリアした王者・竹迫司登(左)と挑戦者の国本陸(ワールドスポーツジム提供)
プロボクシング日本ミドル級タイトルマッチ10回戦(19日、後楽園ホール)の前日計量が18日に行われ、王者・竹迫司登(ワールドスポーツ)、同級1位・国本陸(六島)ともにリミット(72.5キロ)を300グラム下回る72.2キロでパスした。 挑戦者の国本にとっては19年4月以来のプロ5戦目が初のタイトルマッチ。当初は昨年5月に予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響と竹迫の左肩故障で計4度も延期となっていただけに意気込みは強い。 「いつも試合前は怖さを感じるけど、2年ぶりなので早くやりたい気持ちが強い。2年間練習してきたので、どんだけ強くなったのか、自分に対して楽しみが大きいです」 先月、元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(Ambition)を下してプロ4戦目でWBOアジアパシフィック・バンタム級王座を獲得した西田凌佑ら六島ジムの仲間の活躍にも刺激を受けている。 「パンチ一発一発を正確に強く打つことを意識してやってきた。対戦が決まっていた昨年5月よりも倍以上の自信があります」と豪語。王者・竹迫の印象を「めちゃパンチのあるハードパンチャー」と言いながら「打ち合うつもり。1ラウンド目からチャレンジャーらしくガンガン攻めたい。圧倒したいです」と強気だった。
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