米トップランク副社長明かす 6月に西田凌佑との統一戦を希望

プロデビューから30連勝でWBC世界バンタム級王座3度目の防衛に成功した中谷潤人(27=M.T)について、米興行大手トップランク社のカール・モレッティ副社長が6階級制覇の可能性を示したと、米専門誌リングマガジンが24日、報じた。
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モレッティ副社長は3階級制覇の中谷を視察するために、ライトヘビー級の4団体タイトルマッチなどが行われたサウジアラビア・リヤドから来日した。24日に東京・有明アリーナで行われた防衛戦で無敗挑戦者のダビド・クエジャル(メキシコ)に3回KO勝ちで圧勝した中谷を「この階級で優位性を示し続けており、さらに良くなっている」と評価。「122(ポンド=スーパーバンタム級)、126(フェザー級)、そしておそらく130(スーパーフェザー級)でも将来のチャンピオンが誕生するだろう」と予想した。
モレッティ副社長はその上で、プロモート契約を結ぶ中谷に「6月にIBF王者の西田凌佑と統一戦をしてほしい」と語った。
西田は24日、中谷が勝った試合後のリングに登場。「西田選手、やりましょう」と統一戦を呼びかけた中谷に対し、「ずっと中谷選手とやりたいと思っていた。ぜひお願いします」と応じていた。
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