【ボクシング】日本スーパーバンタム級12位の山崎海斗が無傷９連勝、今秋に第１子誕生予定
＜ボクシング：56・0キロ契約8回戦＞◇4日◇大阪市立住吉区民センター◇観衆750人◇日刊スポーツ後援
「トリプルメインイベント」のトリを務めた日本スーパーバンタム級12位の山崎海斗（26＝六島）が、無傷の連勝を9（5KO）に伸ばした。4日に大阪市立住吉区民センターで行われた日刊スポーツ後援の興行で同級7位の高橋利之（24＝KG大和）と対戦した。
山崎は1回に左フック、5回に右ショートで2度のダウンを奪い、大差判定勝ち。倒しきれず「仕留めきれずに悔しい。相手の気持ちが強かった」と言いつつ、「ここでしっかり勝って日本での自分の立ち位置をはっきりさせようと思っていた。年末にチャンスあったらタイトルマッチをしてベルトをとりたい」と意気込んだ。
昨年4月に婚姻届を提出した恵里馨夫人をはじめ、高知から家族も応援に駆けつけた。今秋10月に第1子が誕生予定。「（子どもの誕生は）楽しみですね」という幸せオーラも勝利を運んできた。。
日本バンタム級3位デカナルド闘凜生（28＝六島）は契約55・0キロで日本スーパーバンタム級14位の武藤涼太（19＝松田）に判定勝ちした。4月に日本王者の下町俊貴（グリーンツダ）に挑み、5回TKO負けして以来の再起戦。「今回負けたら若手に全部とられてしまうんでドキドキした。武藤選手は根性あってバリ強かった。勝つことができてよかったです」
プロ2戦目の元社会人王者・韓亮昊（ハン・リャンホ、26＝六島）は、スーパーフライ級でキャリア51戦を誇るジャカラウット・マジュガン（29＝タイ）にフルマークの判定勝ち。ただKOで飾れず「お客さん目線でしょうもない試合をした」と猛省した。
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