国本陸が可児栄樹に5回TKO勝ち「優勝するために頑張ってきた。必ず勝つ」
<ボクシング:ミドル級トーナメント10回戦=プライズファイター>◇1回戦◇15日◇大阪府吹田市・大和アリーナ
英プロモート大手マッチルーム社が日本で初めて手がける興行、優勝総額100万ドル(約1億6000万円)のミドル級トーナメントが開幕した。
第4試合は日本、WBOアジアパシフィック・ミドル級国本陸(27=六島)が日本同級5位の可児栄樹(22=T&T)と対戦。国本が5回1分6秒TKOで勝利した。今年3月31日に国本が可児の挑戦を6回TKOで退けて以来の再戦だったが、結果は国本の“返り討ち”となった。
「今回の大会に優勝するために頑張ってきた。必ず勝ちたい」
初めて開催される今大会は賞金額のでかさが大きくクローズアップされている。1回戦は勝者に15万ドル(約2325万円)、敗者にも7万5000ドル(約1163万円)。準決勝は勝者に25万ドル(約3875万円)敗者に12万5000ドル(約1938万円)、決勝は勝者に60万ドル(9300万円)、準優勝に25万ドル(約3875万円)がそれぞれファイトマネーとして支給。その他、各大会ごとKOボーナス総額10万ドル(1550万円)も設定されており、優勝者は最大で日本円で約2億円ものビッグマネーを手にできる。
10月に行われる予定の準決勝は竹迫司登(ワールドS)との対戦が決まった。国本は「(21年5月の対戦で)1度負けている相手。必ずリベンジします」と力強く宣言した。
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