IBF世界バンタム級1位・西田凌佑に人気ラーメン「神座」がゴールドカード贈呈!ボクサー初、世界挑戦へ援護
ボクシングIBF世界バンタム級1位でWBOアジアパシフィック同級王者の西田凌佑(27)=六島=の世界王座奪取へ、人気ラーメンチェーン「どうとんぼり神座」が強力バックアップを検討していることが1日、分かった。11月30日には神座本社を訪問した本人にボクシング界初の超レア「KAMUKURA VIP CARD」が贈られた。
「ゴールド」の同カードの特典は「ラーメン、トッピングがすべて無料」、「家族、スタッフら同伴者も無料」、「有効期限は一生」。同社によれば、芸能人でもナインティナインの岡村隆史、ロンブーの田村淳ら20人程しか所有していない。ダウンタウンの松本人志は、「ゴールド」より上の「ブラックカード」だという。
西田は奈良県香芝市出身で「神座」も同市から全国屈指のラーメン店に羽ばたいた。同社広報担当によれば、同社は日本一のラーメン店、「700店舗」を目標にしている。ドバイ、アメリカなど今後も事業を拡大し、「世界へ加速している」と言う。西田とは「香芝から世界へ」という理念が一致。「同じ香芝市。何かの形で支援したい。長い目で見てどういう支援ができるか考えている」と、メインスポンサーを含め、前向きに協議。ボクサーの引退後の就職先なども視野に入れて検討されている。
巧みなアウトボクシングを武器に西田はデビュー以来8連勝(1KO)。8月11日にクリスチャン・メディナ(メキシコ)とIBF世界バンタム級挑戦者決定戦を行い、判定3-0で完勝。IBF同級王者のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)への挑戦権を獲得した。
3150FIGHTを主宰する亀田興毅ファウンダーも「浪速のメイウェザー」と無敵を誇ったスーパースターに例える程、鉄壁防御を絶賛。陣営は来春、日本での世界初挑戦実現に向け、準備を整えている。世界ベルト奪取となれば六島ジムでは元WBA世界スーパーフライ級王者・名城信男以来となる。
西田は「どうとんぼり神座香芝店に小さい頃、母によく連れて行ってもらった思い出があります。今でも食べると小さい頃を思い出せる、おいしいラーメンでとても好きです。今回、お会いする機会をいただき激励のお言葉をいただけただけでなく、ゴールドカードまでいただきました。世界チャンピオンになったら、そのカードを家族で使用させていただきます!!」と感激。世界ベルトを手にお祝いの一杯を食す。