坂本真宏は10回終了TKO負け 右目ふさがり…大学院生ボクサー マカオに散る
「ボクシング・IBF世界フライ級タイトルマッチ」(31日、マカオ)
マカオ・ウィンパレスでのトリプル世界戦のセミファイナルで、IBF世界フライ級タイトルマッチが行われ、同級14位・坂本真宏(27)=六島=は10回終了TKOで、王者・モルティ・ムザラネ(36)=南アフリカ=で敗れ、大学院生としての王座獲得はならなかった。
大阪市立大大学院に在学中の坂本は、国公立大大学院生として日本初の世界挑戦。7月に王座返り咲きを果たしたムザラネに挑んだ。オーソドックススタイルの両者は初回から小細工なしにリング中央でパンチを交換する。
試合はパンチの制度、手数で上回る王者のペースで進んだ。10回には右目の腫れが目立つ坂本にドクターチェックが入った。このラウンドを戦い抜いた坂本だったが、右目が完全にふさがり、インターバルでレフェリーに試合を止められた。
10回までの採点は100-90、99-91、98-92と全員が王者優勢としていた。
坂本の戦績は14戦13勝(9KO)1敗。ムザラネは39戦37勝(25KO)2敗。
デイリーより
10R終了で左目が塞がり、レフリーストップでTKO負けとなりました。勝たせることができず
応援して頂いた皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今回の世界戦の実現に至り、皆様にはひとかたならぬご協力を頂き、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。