六島ジム2選手がタイトル挑戦 古谷が2・28東京で、国本は4・17大阪で
六島ジム2選手がタイトル挑戦 古谷が2・28東京で、国本は4・17大阪で
タイトル戦が決まり意気込む国本陸(左)と古谷昭男
ボクシングの六島ジムは13日、所属2選手がタイトル戦に挑むことを発表した。IBF世界スーパーフライ級15位の古谷昭男(23)が2月28日に後楽園ホールで空位の東洋太平洋同級王座を、同級2位の橋詰将義(28)=角海老宝石=と争い、日本ミドル級1位の国本陸(24)は同級2位の酒井幹生(28)=角海老宝石=と4月17日に住吉区民センターで同級王座決定戦を行う。
古谷はタイトル初挑戦。大阪府松原市出身で、兄の嘉章氏はコナミスポーツ所属で東京五輪選考会にも出場した体操のトップ選手。古谷も体操をしていたが、中学時代に友人に誘われてボクシングへ転向した。プロデビューから4勝4敗で新人王戦も敗退するなど結果を残せずにいたが、19年10月に元東洋太平洋王者フライ級王者の中山佳祐ワタナベ)、20年12月に元日本スーパーフライ級王者の奥本貴之(グリーンツダ)を連続撃破。世界ランカーとなり、今回のチャンスをつかんだ。
「スタミナでは絶対負けない。12ラウンド戦うつもりで、絶対にチャンピオンになります」と誓った。サウスポーの元王者に連勝したことで自信もついた。今回の橋詰もサウスポーということもあり、攻略を描いた。
国本は2度目のタイトル挑戦。昨年5月の初挑戦では竹迫司登(ワールドS)に打ち合いを仕掛けたところ2度のダウンを喫して初回2分46秒KO負け。あっけなく夢は散った。竹迫の王座返上により、目指していた雪辱の機会ではなくなったが、自主興行のメインイベントを任されて気合が入る。「大阪での自主興行で負けたらしゃれにならん。6回ぐらいでKOしたい」と力を込めた。
現在、ジムのタイトルホルダーはWBOアジア・パシフィック・バンタム級王者の西田凌佑(25)の1人。武市晃輔マネジャーは「この2人が勝てば王者が3人。活気づく」と王者量産を見据えた。
通算成績は古谷が13戦9勝(3KO)4敗、橋詰は20戦18勝(11KO)2分け。国本は6戦5勝(2KO)1敗、酒井は4戦4勝。
デイリースポーツより
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