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2026.08.20 610gym

中山慧大がTKOで東洋太平洋王座を獲得 アマ時代に敗れた岡聖にリベンジ

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◇プロボクシング東洋太平洋バンタム級王座決定戦10回戦 中山慧大(六島)《TKO5回1分58秒》岡聖(大橋)(2026年8月19日 東京・後楽園ホール)  東洋太平洋バンタム級王座決定戦は、同級7位・中山慧大(24=六島)が、同級6位・岡聖(24=大橋)を5回1分58秒、レフェリーストップによるTKOで下し、プロ5戦目で初のタイトルを獲得した。  初回から両者は接近して打ち合った。1メートル72の長身の中山がガードを固めて左ボディー、左フックを当て、徐々に岡を追い詰めた。3回から後退し始めた岡を連打で追いかけ、5回に中山がラッシュしたところで試合が止められた。  これで5戦5勝5KO。中山は「パーフェクトレコードで(タイトルを獲れて)本当にうれしい」と笑顔を見せた。「序盤で(岡が)ボディーを嫌がっていた。3回に行こうと」。アマ時代の2023年に鹿児島国体決勝で対戦し、岡に判定負けした。「リベンジできてよかった」と喜んだ。  アマ時代とは違うスタイルが、一方的な展開を呼び込んだ。「アマの時は距離をとって戦っていた。変則的なパンチでポイントを取られた」と言う。4月の前戦からガードを固めて打ち合うスタイルに変えると、那須川天心が倒せなかったアシロ(フィリピン)を5回KOで破った。長身だけにアウトボクシングもできるが、幅が広がったことで作戦が増えた。  佐賀県唐津市出身の中山は、リング上で「佐賀と言えば、呼子のイカ、佐賀牛、中山慧大と言われるように頑張りたい」と、初めての東京のリングで決めぜりふを披露した。枝川会長が「プードル」と表現する髪形も特徴的だ。「覚えてもらえるかなと思って」。鮮烈なKO勝利でタイトルを奪取したホープには、地元・佐賀での試合の話もあるという。「佐賀でやりたいです」。アマ時代の心残りを断ち切り、中山の視界が開けてきた。

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