IBF世界バンタム級王者西田凌佑が次戦に向け始動「いつビッグマッチが決まってもいいように」
ボクシングのIBF世界バンタム級王者・西田凌佑(28=六島)が、次戦に向けて始動した。 西田とWBOアジアパシフィック、日本ミドル級王者の国本陸(27)らジム所属の4選手が28日から沖縄県沖縄市で4日間の走り込み合宿をスタートした。 武市トレーナーによるとコザ運動公園でインターバル走、ロング走や坂道ダッシュなど徹底的な走り込みを計画している。 西田は昨年12月15日にアヌチャイ・ドンスア(28=タイ)に7回KO勝ちで初防衛に成功した。減量苦で階級アップも示唆していたが「もう少しいけるかな」。日本選手が4団体の世界王者を占める階級で「一番強い選手になりたい」と意気込み、次戦は他団体との統一戦も計画される。 「いつどんなビッグマッチが決まってもいいようにしっかり走り込んで気持ちと体を強化します」。世界3階級制覇王者で29戦無敗(22KO)のWBC王者・中谷潤人(27=M・T)戦を熱望しており、王座統一へ沖縄の地からより自身を高めていく。
日刊スポーツ