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2017.12.07 610gym

坂本WBOAP新王者に 向井WBOAP返り咲き ヤップOPBF防衛!

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 六島ジム興行の”OPBF、WBOアジアパシフィック5大タイトルマッチ”は2日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第二競技場で開かれた。
ベテランの秋山が番狂わせのTKO勝ち!
 OPBFミドル級、WBOアジアパシフィック同級タイトルマッチ12回戦は、チャンピオンの太尊康輝(六島)がOPBF10位、日本同級4位の秋山泰幸(ワタナベ)に連打を浴びて5回1分46秒TKO負け、3度目の防衛に失敗した。
 太尊より14歳年上の38歳、秋山はヨネクラ所属時代の2015年8月、柴田明雄(ワタナベ)に挑戦したが、TKOで敗れており、2度目の挑戦で念願のベルトを巻いた。
ヤップは10回、強烈なボディ打ちで高野を沈めた
ヤップは高野を退けOPBF王座V2
 OPBFバンタム級タイトルマッチ12回戦は、マーク・ジョン・ヤップ(六島)がタイトル初挑戦の同級8位、高野誠三(真正)を10回にボディへのパンチで2度のダウンを奪ってTKO勝ち、2度目のタイトル防衛。
向井は初回TKO勝ちでWBO・AP王者復帰
向井はWBO・AP王座返り咲き
 WBOアジアパシフィックS・フライ級王座決定12回戦は、同級3位の向井寛史(六島)が同級5位インタノン・シッチャモアン(タイ)を1回1分33秒TKOで下し、王座に復帰した。
 向井は昨年11月、シッチャモンと同王座を争い2回TKO勝ちしたが、今年3月、香港でレックス・ツォ(香港)と戦い、8回TKO負けして初防衛に失敗していた。
坂本は鮮やかなKOで初の地域王座獲得
坂本はWBO・APフライ級王座獲得
 同フライ級王座決定12回戦は、同級5位の坂本真宏(六島)が同級1位、クワンタイ・シスモーゼン(タイ)に連打を浴びせて3回2分29秒KO勝ち、タイトルを獲得した。坂本は昨年11月、現WBOフライ級王者の木村翔(青木)と同王座を争って敗れており、2度目の挑戦でベルト獲得となった。
 クワンタイは元WBA世界ミニマム級王者で、13年には井岡一翔(井岡)、15年に田口良一(ワタナベ)が持つWBA世界L・フライ級王座に挑戦したキャリアを持つが、坂本の勢いが上回った。
◇OPBF&WBOアジアパシフィック・ミドル級タイトルマッチ12回戦
秋山泰幸(ワタナベ)[TKO5回1分46秒]太尊康輝(六島)
◇OPBFバンタム級タイトルマッチ12回戦
マーク・ジョン・ヤップ(六島)[KO10回2分44秒]高野誠三(真正)
◇WBOアジアパシフィックS・フライ級王座決定12回戦
向井寛史(六島)[KO1回1分33秒]インタノン・シッチャモアン(タイ)
◇WBOアジアパシフィック・フライ級王座決定12回戦
坂本真宏(六島)[KO2回2分29秒]クワンタイ・シスモーゼン(タイ)
ボクシングビートに
坂本がWBOAPフライ級新王者
向井がWBOAPスーパーフライ級王者に
ヤップがOPBFバンタム級タイトル2度目の防衛成功
太尊 後味悪い王座陥落 2回ゴング終了後にパンチ被弾 JBCが検証へ
12/4(月) 8:50配信
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デイリースポーツ
 後味悪い王座陥落となった太尊康輝
 「ボクシング・WBOアジア太平洋ミドル級タイトルマッチ」(3日、エディオンアリーナ大阪)
 王者・太尊康輝(24)=六島=が挑戦者で同級12位の秋山泰幸(38)=ワタナベ=に5回TKOで敗れ、東洋太平洋王座から陥落した。
 2回終了のゴング後に秋山が放ったパンチが太尊に命中。太尊は足をふらつかせるなどダメージを負った。陣営は休憩を要求したが、秋山に減点1が課されただけで通常通り1分間の休憩で試合は再開された。ダメージの回復しない太尊は3回以降劣勢に立たされ、5回に2度目のダウンを喫した後、陣営からタオルが投入された。
 WBOアジア太平洋チェアマンのレオン氏はインスペクターがドクターを呼んで選手の状態をチェックしなかった点を問題視。JBCは試合続行の権限はレフェリーにあると主張するなど両者の言い分は食い違っている。
 4日にもJBCで映像を検証し、WBO本部に見解を伝える予定。レオン氏はJBCの結論次第では「無効試合となる可能性もある」と話した。リング外の顛末で後味の悪さだけが残った
太尊は、こういう決定となりました
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