ニュースNEWS

2026.07.28 610gym

西田凌佑、グッドマンとの暫定王座決定戦で「2階級制覇する」井上尚弥戦にも意欲

プロボクシングの六島ジム(大阪市)とDANGANジム(東京・練馬区)が共催する興行が27日、東京・後楽園ホールで行われた。セミファイナルの前にはIBF世界バンタム級元王者で同スーパーバンタム級1位の西田凌佑(29)=六島=がリング上でトークショーを行い、同級2位のサム・グッドマン(27)=オーストラリア=とのIBF世界同級暫定王座決定戦12回戦での世界2階級制覇達成を誓った。

【写真】強打を誇るメルカドと果敢に打ち合う西田凌佑

六島ジム初の大阪以外での興行。Tシャツに短パンとラフな格好でリングインした西田は、リング上で椅子に座ってリングアナウンサーを相手に約20分間のトークショーを実施した。最後にグッドマン戦への意気込みを力強く述べると、1100人の観客から大きな拍手が送られた。

「次の世界戦でしっかりと勝つので、発表をまずは楽しみにしてもらえたら。決まれば絶対に(世界暫定王座を)取って、2階級制覇するので、応援をよろしくお願いします」

西田とグッドマンによるIBF世界同級暫定王座決定戦の興行権入札が14日(日本時間15日)にオンラインで行われ、六島プロモーションが61万ドル(約9990万円)で落札。グッドマンと契約するノー・リミット・プロモーションズの58万3500ドル(約9550万円)を上回った。日本開催は確実で、試合は10月28日までに実施する必要がある。

4団体世界同級統一王者の井上尚弥(33)=大橋=が来年2月まで防衛戦を行う予定がないため、IBFは西田とグッドマンの暫定王座決定戦を6月に指令。両陣営には30日間の交渉期間が与えられたが合意には至らずに入札となった。

初めて後楽園ホールのリングに上がったという西田は「入札のことは(六島ジムの枝川孝)会長にお任せしていた。(興行権を)取っていただいて本当に感謝したい。向こう(オーストラリア)で決まれば『やるぞ』という気持ちはあったんですけど、やっぱり日本の方が調整はしやすいので、日本でできるのはうれしかったです。オーストラリアは気候も真逆と聞いていたので、調整の面では少し難しいかな」と喜んだ。

2月15日に大阪・HOS住吉スポーツセンターでIBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦12回戦に臨み、同級4位だったブライアン・メルカド・バスケス(30)=メキシコ=に7回途中3-0で負傷判定勝ち。再起戦で完勝し、尚弥への挑戦権を獲得した。グッドマンは4月5日に母国でIBF世界同級2位決定戦12回戦に臨み、同級10位だったロドリゴ・ルイス(25)=アルゼンチン=に3-0の12回判定勝ちしている。

転級後2戦目となるグッドマン戦に向けては「体幹トレーニングの負荷をちょっと上げたりして、体作りはしています」と適応は進んでいる。先週からスパーリングを開始。「これから実戦練習をどんどんしていく」という。
将来的には尚弥戦を希望するかと聞かれると「スーパーバンタム級に上げてからまた一番強い選手になるというのが今の目標なので、チャンピオンになって、井上選手が(同級に)いれば闘いたいなという気持ちはあります」と意欲を見せた。
興行は六島ジムのユーチューブチャンネル「六島ボクシングチャンネル」で生配信された。プロ戦績は西田が12戦11勝(2KO)1敗、グッドマンが23戦22勝(8KO)1敗、世界4階級制覇王者の尚弥が33戦33勝(27KO)、メルカドが34戦32勝(26KO)2敗、ルイスが25戦23勝(17KO)2敗。(尾﨑陽介)

サンスポです

カテゴリ

ニュース

PICK UPおすすめ情報