西田凌佑が練習公開「技術の駆け引きで上回りたい」27日暫定王座決定戦

プロボクシングのIBF世界スーパーバンタム級1位の西田凌佑(30)=六島=が17日、大阪市内の所属ジムで練習を公開した。27日に同級2位のサム・グッドマン(27)=オーストラリア=と同級暫定王座決定戦(トヨタアリーナ東京)を闘う。昨年6月以来、約1年3カ月ぶりの世界王座返り咲きと世界2階級制覇へ、「自分と似たタイプで難しい相手だが、技術の駆け引きで上回りたい。絶対に(ベルトを)取りたい」と必勝を誓った。
西田はこの日、シャドーボクシングで軽快な動きを披露し、ミット打ちでは力強い音を響かせ、順調な仕上がりをうかがわた。壮絶な減量に苦しめられたバンタム級(リミット53.5キロ)からスーパーバンタム級(同55.3キロ)に転向し、1.8キロの〝余裕〟ができたことで減量も順調といい、「コンディションは良い。この時期でも考えながら集中して練習ができている」と手ごたえを口にした。
2024年5月にIBF世界バンタム級王者に輝いた西田は昨年6月に当時のWBC同級王者の中谷潤人(28)=M・T=との王座統一戦に臨み、激しい打ち合いの末、6回終了TKO負け。その後、スーパーバンタム級に転向すると、今年2月には、IBF世界同級挑戦者決定戦でブライアン・メルカド・バスケス(メキシコ)に7回途中負傷判定勝ちし、世界同級4団体統一王者の井上尚弥(33)大橋=への挑戦権を獲得した。
だが、井上が当面、IBF指名挑戦者との防衛戦を予定していないことから、IBFが6月に西田とグッドマンによる暫定王座決定戦を指令。自国での開催を求める両陣営による興行権の入札が行われることになり、7月に六島プロモーションが61万ドル(約9900万円)で落札し、日本での開催を実現させた。
西田は「本当に大きなチャンスを作っていただいた。モノにしないといけないという気持ちです」と結果での恩返しを誓った。
プロ戦績は西田が12戦11勝(2KO)1敗、グッドマンが23戦22勝(8KO)1敗。興行はアマゾンの動画配信サービス「プライム・ビデオ」で午後5時から独占生配信される。
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