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2025.04.18 610gym

ボクシング 中谷潤人VS西田凌佑など大注目のバンタム級興行 6・8有明コロシアムのアマプラ興行

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プロボクシング興行「Prime Video Boxing13」が6月8日に東京・有明コロシアムで行われると18日、主催の帝拳ジムが発表した。

WBC世界バンタム級王者の中谷潤人(27)=M・T=と、IBF王者の西田凌佑(28)=六島=が2団体王座統一戦で闘う。中谷は4度目の防衛戦、西田は2度目の防衛戦でもある。

両者は中谷の前戦(2月24日、東京・有明アリーナ)の勝利者インタビュー時にリング上で対戦を約束。中谷は4月14日に東京都内で取材に応じた際に西田について「作戦実行能力の高い選手。向き合って感じてやっていきたい」と話していた。来春に東京ドーム開催で計画されている4団体世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(32)=大橋=との〝史上最高の日本選手対決〟に向けて同級に転級するため、自身初の統一戦がバンタム級ラストマッチになる可能性もある。

また、WBC世界バンタム級1位の那須川天心(26)=帝拳=が、世界前哨戦としてWBA世界同級6位のビクター・サンティリャン(29)=ドミニカ共和国=と同級10回戦で対戦する。順調ならば11月末に初の世界戦に臨む計画がある。

4月17日付で昨年10月に獲得したWBOアジア・パシフィック(AP)同級王座を返上。WBAとWBO2位、IBF4位でもある那須川は帝拳ジムの公式サイトで「次を目指すため」などとコメントした。

さらに、2021年世界選手権バンタム級優勝で、WBOAP同級2位の坪井智也(29)=帝拳=がWBOAP同級王座決定戦10回戦で、同級1位のバン・タオ・トラン(32)=ベトナム=と拳を交える。日本男子のプロ2戦目での地域王座戦は最速タイ記録となる。

坪井は3月に東京・両国国技館でプロデビュー戦の117ポンド(約53キロ)契約8回戦を闘い、WBOAP同級2位だったブーンルエン・ファヨン(タイ)に2回TKOで圧勝した。

興行はこの日、東京・文京区の東京ドームホテルで開催された発表会見を公式ユーチューブチャンネルで生配信したアマゾンの動画配信サービス「プライム・ビデオ」で独占生配信される。プロ戦績は中谷が30戦30勝(23KO)、西田が10戦10勝(2KO)、井上が29戦29勝(26KO)、那須川が6戦6勝(2KO)、サンティリャンが15戦14勝(5KO)1敗、坪井が1戦1勝(1KO)、WBO世界バンタム級12位のバンが19戦18勝(10KO)1敗、ブーンルエンが18戦14勝(14KO)4敗。(尾﨑陽介)

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