チャレンジャー アヌチャイ公開練習
BF世界バンタム級タイトルマッチ
チャレンジャー
16戦全勝7KO
アヌチャイ・ドーンスア
12/12(木)六島ジムで公開練習でした。
西田凌佑の挑戦者が公開練習「とても興奮している」無敗で世界初挑戦、王座奪取へ自信示す
ボクシングIBF世界バンタム級王者・西田凌佑(28=六島)の初防衛戦で挑戦する同級14位アヌチャイ・ドーンスア(28=タイ)が12日、大阪市の六島ジムで練習を公開した。試合は15日、大阪市の住吉スポーツセンターで行われる。
西田は9戦(1KO)、ドーンスアも16戦(7KO)の無敗対決となる。ムエタイで100戦超のキャリアを積んだ右ボクサーファイター。世界初挑戦だが、「とても興奮している。この機会をもらえたことがうれしくてしょうがない。(西田は)すごい強い選手と思うが、それに対する練習はしてきたので問題ない」と自信を示した。
サポートするのが、元WBC世界フライ級王者チャチャイ・サーサクン・トレーナー(54)。95年に来日し勇利アルバチャコフに挑んで、敗れた経歴がある。チャチャイ氏は「(練習は)右としかやっていなかったので、サウスポーのパートナーを探してきた。(日本での世界挑戦は)自分の経験も踏まえて説明してきた。そんなに心配することはない」と頼もしい存在になる。
ドーンスアは「(世界王者は)小さい時からだれもが憧れ」と言い、「特別な練習をしてきた。時間的に長いし、いつもよりきつい練習をしてきた」。母国は気温30度を超えるが、冬の日本対策も万全。ウエートも「寒いのは分かっていたので、向こうである程度調整してきた。全然難しくない」ときっぱり。日本でステーキ、ラーメンを楽しむほどの余裕があるという。
会見中、六島ジムの枝川会長が「まじめでおもしろくないんですけど、タイでもこんな感じですか?」とかましたが、「まじめなんです」と平然。「作戦は練っているが、それはリングの上で見てほしい。KOはチャンスがあれば。テクニシャンタイプだが、いくべき時はいく」。まじめな発言に気迫をみなぎらせた。