メーンのＷＢＯアジア王者・西田Ｖ３戦へ計量クリア「絶対に勝つ」
ボクシング元世界３階級制覇王者の亀田興毅ファウンダーがプロデュースする「３１５０ＦＩＧＨＴ ＳＵＲＶＩＶＡＬ ｖｏｌ．４」（４月１日、エディオンアリーナ大阪第２競技場）の前日計量が３１日、大阪市内で行われ、メインのＷＢＯアジア・パシフィック・バンタム級王者・西田凌佑（六島）は３度目の防衛戦の相手、同級３位ソンセン・ポーヤム（タイ）とともに一発クリアした。
西田の戦績は６戦６勝（１ＫＯ）でＷＢＯ世界ランク１０位。元ＷＢＣ世界フライ級王者・比嘉大吾（志成）ら実力者に勝利したホープが「３１５０ＦＩＧＨＴ」初登場となる。バンタム級は前同級４団体制覇王者の井上尚弥（大橋）が転級し４王座が空位。きっちり防衛を重ね世界挑戦への道を開く。
「予想より相手の体が小さい。集中して絶対に勝つ」と短い言葉に決意を込めた。
３月１０日には近大ボクシング部の同級生で全日本女子３連覇し東京五輪候補だった河野沙捺さん（２６）と結婚。在学中から７年の交際を実らせ、交際記念日に婚姻届を提出した。食事面など支えてくれる愛妻のためにも新婚初戦に必勝出陣。６月１０日（六島の日）に予定する挙式に花を添える。
亀田ファウンダーは「強いのはもちろん、誰がどれだけカリスマがあるか、ファウンダーの立場で見たい」と試合内容も見て、今後の注目マッチを手がける意向。西田にも「ネクスト世界チャンピオン」と期待した。
同興行は最高舞台である「３１５０ＦＩＧＨＴ」への出場権を懸けた日本＆アジアの３大タイトル戦を含む全１１試合を開催。ＡＢＥＭＡボクシングチャンネルで全試合無料生中継される。
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