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2012.12.27 610gym

MBC&MBAタイトルマッチ

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MBCタイトルマッチ
王者
川瀬 湧也
5勝(1KO)2敗2分
VS
挑戦者1位
水原 幸輝
4勝(1KO)1敗
1ラウンド、水原が仕掛けていく。
これを川瀬はバックステップとサイドステップでさばき左フックを当てる。
パワーで勝る水原は直接的だが攻め、踏み込んで左を当てる。
2ラウンド、水原の攻撃を避けてから、左フックを中心に当て、ポイントをピックアップしていく王者の川瀬。水原の攻撃も負けていないが王者が空転させた印象。
3ラウンド、前半を見合った両者だが後半はお互いに良い攻めの中、終了のゴングを聞いた。
結果は11-7。
王者の初防衛!!!
挑戦者のアタックをサイドステップでさばき、左フックをコツコツ当てたのが勝因。距離感も良かった。
敗れた水原は最終ラウンドに見合ってしまったのが惜しかった。直接的な攻撃にフェイントやサイド攻撃ができていれば王者をもっと苦しめていただろう。
しかし、両者よく頑張りました!
MBAタイトルマッチ
王者
由良 謙神
8戦全勝(1KO)
VS
挑戦者1位
國松 斗真
2戦全勝
この試合は非常にレベルの高い試合になった。
1ラウンド、距離の探り合いから思い切りの良いパンチを放っていったのは由良。上下の攻撃、パンチを外しての攻撃も良かった。國松の左ストレートも軽くだがヒットし、一方的な展開にはならない。
2ラウンド、見栄えする攻撃は王者の由良。手数も挑戦者より多くペースを支配しようとする。しかし、挑戦者はこれをブロックし、全てのパンチをポイントにはさせない。挑戦者の内から入る左ストレートは、ジャストミートはしないが時折ポイントになるようなパンチも入れていく。
3ラウンド、挑戦者が先に仕掛けていく。王者も打ち合いは望むところ、両者はお互いのパンチを外しては打ち、打っては外す。この攻防のレベルは子供の域を超えていた。
そしてゴング!!
結果は・・・・・。
ドロー!!
9-9で引き分け、王者の防衛になった。
MBAで初めて勝ち以外の結果に、王者の由良は納得のいかない表情だが、攻防は見事だった。
挑戦者の國松は地味ながら出鼻を当てるような左ストレートでポイントを上げた。ディフェンスも王者の攻撃力を考えれば良かったと言えよう。
これで王者の由良は7度目の防衛に成功。

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